威嚇と抑止の難しさ

監視カメラではなぜ高性能で目立たないカメラが開発されたのでしょうか?目立つカメラが抑止力になり、それですべてを補えるのであれば、目立たないカメラは開発されませんでした。またこのようなカメラは犯罪が起こったあとに、逮捕する目的ばかりで設置するのではありません。犯罪者を作るために使用されているのではないのです。目立たないカメラが作られた理由は、犯罪を犯す人以外にあります。目立つカメラは犯罪の抑止になりますが、監視しているという圧力を与えることになります。犯罪予備軍にはそれで構わないのですが、そのようなことを考えたこともない一般の人にしてみれば迷惑以外ありません。

国の防衛を考えてみてください。仮想敵国に対し、攻撃をしても防衛兵器で対応すると発表はしますが、常にその兵器を出しっぱなしではありません。どのような兵器かその性能は機密情報になっています。これはその兵器を超えるもので対応すれば攻めることが可能となりますので、細かいところは発表しないのです。また一般市民に対しても、兵器が常に晒された状態は精神衛生上よくありません。外に対してと、関係のない一般人に対して同じ対応ではなく、最も適した行動をとらなくてはいけないのです。これは防犯対策も同様のことがいえるのです。